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コレクション: 紅ズワイガニ・高志の紅ガニ

富山産紅ズワイガニ 富山湾の朝陽”高士の紅ガニ”とは?

”紅ズワイガニ”といえば、「香住」か「富山」と言われる程、各産地のひとつとして人気があります。身肉は繊細で、みずみずしく、地元の食通やその味に魅了された観光客の方からは、「カニを食べるなら富山湾産紅ズワイガニ」と評判です。

紅ズワイガニは、本ズワイガニと生物学的には属性は同じですが種は別です。本ズワイガニと外見がよく似ていますが、紅ズワイガニは全体的に赤みが濃く、殻が薄いという特徴があります。さらに、獲れたての紅ズワイガニは、本ズワイガニと比較しても劣らない品質を持っています。

平成28年から県内漁港で水揚げされた紅ズワイガニを「高志(こし)の紅ガニ(あかがに)」と命名し、その赤い魚体を富山湾にのぞむ朝陽になぞらえ、価値も知名度もどんどん上昇してほしいという願いを込めてキャッチフレーズを「富山湾の朝陽」としました。平成29年には「高志の紅ガニ」と「富山湾の朝陽」が商標登録を受けるとともに富山県から「富山県推奨とやまブランド」の認定を受けています。

奥田屋では、富山湾を漁場とする漁港の中で、全国的な紅ズワイガニの産地として知名度の高い「新湊漁港」、地元では安定的な相場で隠れたカニの産地として知られる「滑川漁港」を中心に50余年の経験を持つ熟年目利き人が厳選。

富山産 紅ズワイガニが美味しい理由とは?「理由1」

紅ズワイガニの生育に適した漁場

 

富山湾の海洋構造は、全国でも有数の急流河川が注ぎ込み、駿河湾、相模湾などと並び全国屈指の深い湾です。岸からわずか10~20kmのところで深さが1,000mにも達する急深な海底地形が特徴で、大陸棚の面積は狭く、湾の奥には深い谷間(海底谷)が数多く刻まれています。

この深海を格好の生息地としているのが”紅ズワイガニ”です。また、富山湾は沿岸表層水・対馬暖流水・海洋深層水の3種類の回数が層を成しています。このように、急深な海底地形や3種類の海流が層を成す富山湾では、プランクトンも数多く生息しています。つまり、富山湾は、水温が適温、プランクトンが豊富、そのプランクトンを食べたカニが豊かに生育する好循環な生態系になっているのです。その結果、富山湾の紅ズワイガニが、外洋性のカニと比べて、太めで肉付きが良く、身肉やみそには甘味成分が十分に備わっているのです。

「理由2」

 

漁場から港が近いため鮮度が抜群!

 

富山湾特有の海底地形のおかげで、漁場から港が30分弱と非常に近く、鮮度が抜群!富山は早朝だけでなく「七時(などき)のセリ」と呼ばれる午後1時からのセリ市も行われます。紅ズワイガニの漁は深夜に行われ、翌日の昼に水揚げされるため、今しがた漁獲したばかりのカニがすぐに競りにかけられ、抜群の鮮度を保ったまま出荷されていくのです。

朝セリと昼セリの1日2回も競りがあるのは、富山だけ。一般的に”紅ズワイガニ”は”ズワイガニ”よりも深海で生息するため、鮮度の落ちが早いと言われています。しかしながら、富山県産の紅ズワイガニは、他県のズワイガニと比べても鮮度指標・甘味成分の数値も良好です。

紅ズワイガニ 目利き人の様子

 

 

「理由3」

丁寧な扱い

 

富山県のはたるいかは、定置網漁で獲られ、一匹一匹を丁寧に並べられて販売されており、品質が特に良いことが全国でも知られております。実は、紅ズワイガニも、富山では非常に丁寧に扱われています。

市場に集まった紅ズワイガニは、水分が抜け落ちないように、全て裏返しにして並べられます。その中でも、大きさ・身の詰まり具合などの品質基準に適合したものだけが、最高級品「富山湾産紅ズワイガニ」の証として、赤色のタグを付けられて出荷されます。

漁獲から水揚げまでの時間
紅ズワイガニ(富山湾産) ズワイガニとの成分比較

極上 高志の紅ガニ

極上 高志の紅ガニ(ごくじょう こしのあかがに)とは?


高志の紅ガニの中でも「紅ズワイガニ・ブランド化推進協議会」が定められたブランド規格を満たす良質なものは「極上」としてタグつけられます。

富山湾で漁獲された紅ズワイガニは「旨味」「甘味」ともに抜群であり、また、漁港から漁場までの距離が近く水揚げされたのちに1日とかからず店頭に並べることもできるため、新鮮で最も味の良いものを口にすることができます。


「極上 高志の紅ガニ」のブランド規格
17個の商品